孺形(読み)じゅぎょう

精選版 日本国語大辞典 「孺形」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐ぎょう‥ギャウ【孺形】

  1. 〘 名詞 〙 守りとして幼児そばに置き、凶事を移し負わせる形代(かたしろ)に用いた人形天児(あまがつ)
    1. [初出の実例]「武庫御うふ衣御加持為御使、御産所え御参例式御上下著也。御衣平褁につつみて御広ふたにすはる。御護力、御しゅきゃう、副御長持に入」(出典親元日記‐寛正六年(1465)八月朔日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android