孺形(読み)じゅぎょう

精選版 日本国語大辞典 「孺形」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐ぎょう‥ギャウ【孺形】

  1. 〘 名詞 〙 守りとして幼児そばに置き、凶事を移し負わせる形代(かたしろ)に用いた人形天児(あまがつ)
    1. [初出の実例]「武庫御うふ衣御加持為御使、御産所え御参例式御上下著也。御衣平褁につつみて御広ふたにすはる。御護力、御しゅきゃう、副御長持に入」(出典親元日記‐寛正六年(1465)八月朔日)

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