宅磨為成(読み)たくまためなり

旺文社日本史事典 三訂版 「宅磨為成」の解説

宅磨為成
たくまためなり

生没年不詳
平安末期の大和絵画家
伝統色の強い巨勢 (こせ) 派に対して,大和絵に新様式を開いた宅磨派の代表的画家。『古今著聞集』に宇治平等院鳳凰堂壁画を描いたとあるが確証はない。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宅磨為成」の解説

宅磨為成 たくま-ためなり

?-? 平安時代中期の画家。
宅磨為遠(ためとお)の父ともいわれるがあきらかでない。「古今著聞集」に宇治平等院鳳凰堂の扉絵を1日でえがいたとある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android