宇久田村(読み)うくだむら

日本歴史地名大系 「宇久田村」の解説

宇久田村
うくだむら

[現在地名]沖縄市宇久田うくだ

大工廻じやくじやく村の北西にあり、西は北谷ちやたん間切屋良やら(現嘉手納町)。絵図郷村帳や琉球国高究帳には記載されない。宇久田・大工廻と併称される越来ぐいーく間切の一村。「琉球国旧記」や「琉球藩雑記」には「河陽村」と記され、「琉球国由来記」では宇久田と河陽かようの両方がみえる。一六六五年に新設されたとする説があるが(沖縄風土記全集)、はっきりしない。里積記によれば田が中、畑が下の村位である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む