宇刈横穴群(読み)うがりよこあなぐん

日本歴史地名大系 「宇刈横穴群」の解説

宇刈横穴群
うがりよこあなぐん

[現在地名]袋井市宇刈

太田おおた川と原野谷はらのや川に挟まれ、南に突出した丘陵斜面に位置する。横穴は曾我・掛川層群に属する軟質な砂岩を掘削して構築されている。昭和五五年(一九八〇)から三年間分布調査が行われ、総数八三基が確認された。当初は一〇〇基を超える遠江有数の横穴群であったと推定される。横穴群は分岐する尾根により、四つの支群に分れている。また前庭部の共有や配置などにより最小単位となる単位群を認めることができる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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