宇和島じゃこ天(読み)うわじまじゃこてん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「宇和島じゃこ天」の解説

宇和島じゃこ天[加工食品]
うわじまじゃこてん

四国地方、愛媛県の地域ブランド。
愛媛県宇和島市又は北宇和郡産の小魚すり身を主原料とした揚げかまぼこ。南予地方を代表する水産加工品。宇和島での蒲鉾づくりは、1615(元和元)年頃、宇和島藩主・伊達秀宗が仙台より職人を連れてきて始めたという説がある。宇和島じゃこ天の主原料は、宇和海で水揚げされているホタルジャコ。頭や内臓を手作業で取り除いたあと水洗いをし、骨や皮ごとミンチにしてできあがったすり身を小判型にととのえて油で揚げる。水洗い以降は水にさらすことが一切無いため、水溶性たんぱく質の旨味を保ち栄養価も高い。2007(平成19)年10月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5083713号。地域団体商標の権利者は、宇和島蒲鉾協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「宇和島じゃこ天」の解説

宇和島じゃこ天

愛媛県宇和島市または北宇和郡産の小魚のすり身を主な原料とする揚げかまぼこ。主な原料はホタルジャコ、アジなど。地域団体商標。

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