宇多派(読み)うだは

精選版 日本国語大辞典 「宇多派」の意味・読み・例文・類語

うだ‐は【宇多派】

〘名〙 刀工一派文保一三一七‐一九)の頃、大和国奈良県宇陀(=宇多)郡から越中国富山県)に移住したと伝えられる古入道国光を祖とする。その門流で、吉野朝時代から室町時代にわたって同国に繁栄し、宇多を姓としたものをさす。宇多国房、国弘、友弘、国次らが、よく知られる。

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