宇宙開発政策大綱(読み)うちゅうかいはつせいさくたいこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宇宙開発政策大綱」の意味・わかりやすい解説

宇宙開発政策大綱
うちゅうかいはつせいさくたいこう

日本の宇宙開発政策展開について,長期的な観点から基本方針を示すとともに,今後 10年程度の間における,日本の宇宙開発活動の方向と重点目標等を示すもの。本大綱は,宇宙開発委員会 (SAC) が策定し,内閣総理大臣が決定する。具体的な計画は,本大綱およびその趣旨に従って毎年 SACが定める宇宙開発計画等に基づいて遂行される。 78年に策定され,89年6月 28日付けで改訂された大綱では,有人宇宙活動および宇宙環境利用の展開等が打ち出された。最新版は,94年6月に策定されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む