宇宙風化(読み)ウチュウフウカ

デジタル大辞泉 「宇宙風化」の意味・読み・例文・類語

うちゅう‐ふうか〔ウチウフウクワ〕【宇宙風化】

宇宙空間で起こる風化。空気がない天体の表面で太陽風、宇宙線、微小隕石の衝突によって岩石や鉱物が変質する作用をさす。月面のほか、探査機はやぶさがサンプル採取を試みた小惑星イトカワの表面で起きていることがわかっている。

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関連語 高明 野口

最新 地学事典 「宇宙風化」の解説

うちゅうふうか
宇宙風化

space weathering

大気のない天体表面を徐々に変化させる作用のこと。主な原因としては,太陽からの低エネルギープラズマ(電離によって発生した荷電粒子からなる気体)の流れである太陽風,高エネルギー荷電粒子である太陽宇宙線や銀河宇宙線,微小なメテオロイド(惑星間空間を高速で運動している固体物質。流星体ともいう)の衝突による加熱・溶融・蒸発が挙げられる。しばしば,反射スペクトルの形状を変化させる。太陽系外縁域では紫外線も宇宙風化の原因になる可能性もある。

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