日本歴史地名大系 「宇津木畑」の解説 宇津木畑うつぎばた 山口県:山口市小鯖村宇津木畑[現在地名]山口市大字下小鯖 棯畑小鯖(おさば)の東方にある小盆地で、現在は棯畑(うつぎばた)と記す。鳴滝(なるたき)川上流にあたり、慶長五年(一六〇〇)の検地帳では小鯖村とは別に独立村として「宇津木畑」とし、七七石余の石高が記される。元禄一二年(一六九九)頃まで小鯖村とは別村となっていたが、その後小鯖村に合して明治に至った。地名の由来を「地下上申」は「畑地にて宇津木之大木往来之人見当り珍敷大木にて、小村之名に用」と記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by