守屋東(読み)モリヤ アズマ

20世紀日本人名事典 「守屋東」の解説

守屋 東
モリヤ アズマ

明治〜昭和期の社会事業家,女性教育家 大東学園高校理事長



生年
明治17(1884)年7月7日

没年
昭和50(1975)年12月18日

出生地
東京

別名
号=一桜

学歴〔年〕
東京府立第一高女〔明治33年〕卒

経歴
明治34年キリスト教の洗礼を受ける。日本基督教婦人矯風会に入り、37年当時“貧民学校”と呼ばれていた東京・下谷の万年小学校代用教員となり、スラム街での教育に努める。大正6年東京婦人ホームを設立。10年には幼稚園・子どもの園を併設、婦人児童保護事業に携わる。昭和7年日本初の肢体不自由児の療育施設・クリュッペルハイム東雲学園を開設。17年大東学園女学校(現・大東学園高)を設立、44年まで理事長を務めた。また明治41年少年禁酒軍を組織するなど禁酒運動に取り組み、未成年者飲酒禁止法の制定に尽力し“禁酒の母”としても知られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「守屋東」の解説

守屋東 もりや-あずま

1884-1975 明治-昭和時代の社会事業家。
明治17年7月7日生まれ。東京下谷の万年小学校教員をつとめたのち,日本キリスト教婦人矯風会で未成年者の禁酒運動をすすめる。昭和14年日本初の肢体不自由児施設(クリュッペルハイム東星学園),17年大東高女(現大東学園高)を創設。昭和50年12月18日死去。91歳。東京出身。東京府立第一高女卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「守屋東」の解説

守屋 東 (もりや あずま)

生年月日:1884年7月7日
明治時代-昭和時代の社会事業家
1975年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android