守江湾(読み)もりえわん

日本歴史地名大系 「守江湾」の解説

守江湾
もりえわん

別府湾の北方にあり、杵築城跡を挟んで流れる高山たかやま川と八坂やさか川の運ぶ土砂が、別府湾の海流によって、一の洲いちのすとよばれる砂洲となり、この砂洲の内側にできた湾をいう。慶長元年(一五九六)の大津波でそのほとんどを流失し、別府湾の入江となった。のち藩命により流失した一の洲に捨石をさせ、しだいに復旧された(杵築町役所日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「守江湾」の解説

守江湾

(大分県杵築市)
日本の重要湿地500指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android