守江湾(読み)もりえわん

日本歴史地名大系 「守江湾」の解説

守江湾
もりえわん

別府湾の北方にあり、杵築城跡を挟んで流れる高山たかやま川と八坂やさか川の運ぶ土砂が、別府湾の海流によって、一の洲いちのすとよばれる砂洲となり、この砂洲の内側にできた湾をいう。慶長元年(一五九六)の大津波でそのほとんどを流失し、別府湾の入江となった。のち藩命により流失した一の洲に捨石をさせ、しだいに復旧された(杵築町役所日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む