守洞春(読み)モリ トウシュン

20世紀日本人名事典 「守洞春」の解説

守 洞春
モリ トウシュン

昭和期の版画家 日展会友。



生年
明治42(1909)年10月12日

没年
昭和60(1985)年8月8日

出生地
岐阜県高山市

本名
守ケ洞 守造(モリガホラ モリゾウ)

主な受賞名〔年〕
日展特選〔昭和36年〕

経歴
小学校を出て呉服店などで奉公しながら版画を独学。昭和16年の初入選以来、日展入選20回。うち36年には「室生寺」で特選となった。寺など風景を題材にした東洋的作風木版画で知られる。故棟方志功とも親交があった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「守洞春」の解説

守洞春 もり-どうしゅん

1909-1985 昭和時代の版画家。
明治42年10月12日生まれ。商店などにつとめながら版画,書道を独学。昭和16年文展に初入選。36年「室生寺」が日展特選。東光会に属し,東洋的・日本的なものを追求した。昭和60年8月8日死去。75歳。岐阜県出身。本名は守ケ洞守造。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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