日本歴史地名大系 「安口村」の解説 安口村はだかすむら 兵庫県:篠山市旧篠山町地区安口村[現在地名]篠山市安口・安口西(はだかすにし)・安口東(はだかすひがし)川原(かわら)村の東に位置し、籾井(もみい)川が流れる。地名は山椒魚に由来するという。慶長一三年(一六〇八)の多紀郡桑田津之国帳に「安口村」とみえ、高七石余とあるのは篠山藩領。正保郷帳では同藩領分七石余のほか、丹波亀山藩領分として田高二五九石余・畠高三八石余が記載される。またハタカスの訓が付される。元禄郷帳では高三〇七石余。「丹波志」では真継(まつぐ)郷(穀井庄)のうちで、高二〇二石余。「多紀郡明細記」に山役米一〇石六斗とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by