日本歴史地名大系 「安喜ノ川村」の解説 安喜ノ川村あきのかわむら 高知県:安芸市安喜ノ川村[現在地名]安芸市安芸(あき)ノ川(かわ)栃木(とちのき)村の北東部、安芸川に沿って南から柳井瀬(やないせ)・岩戸(いわど)・赤久(あかぎゆう)、支流安芸ノ川上流に安喜ノ川の集落がある。村域の大半は山地で、安芸川上流は畑山(はたやま)村、下流は安喜浜(あきはま)村に至る道が通じる。延慶元年(一三〇八)二月付の城普請定書(安芸文書)に、出役を割当てられた安芸川沿い七名の一つとして「安芸ノ川名」がみえ、村内八坂神社の長享二年(一四八八)の棟札に「安芸ノ河」とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by