安定賃金制(読み)あんていちんぎんせい(その他表記)stable wage system

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「安定賃金制」の意味・わかりやすい解説

安定賃金制
あんていちんぎんせい
stable wage system

年々の賃金闘争を集約し,労使関係安定をはかるため締結される長期賃金協定をいう。スウェーデンに典型的にみられるが,日本でも 1959年の春闘で日本私鉄労働組合総連合会傘下の東京急行電鉄,名古屋鉄道両労組が締結して話題となった。協定の内容は (1) 2~3年間の賃上げ額または賃上げ率を協定化するもの,(2) 企業の業績または同規模他社の賃上げ額に見合う額とするもの,(3) 賞与についても協定するもの,などいくつかの型がある。経済・企業経営の安定的発展などが前提となる。

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