安実京村(読み)あじきようむら

日本歴史地名大系 「安実京村」の解説

安実京村
あじきようむら

[現在地名]足助町安実京

足助の南にある。ともえ川の支流神越かみこし川が南部中央を北西に向かって流れ、村域の中央で巴川右岸に合流する。東は有洞うとう村・山蕨やまわらび村、南は葛沢つづらさわ村、西は川端かわばた村に接する。集落は巴川右岸山麓の急傾斜地に点在。元和元年(一六一五)大蔵おおくら村に陣屋を置く旗本原田半兵衛の知行地となり、幕末まで原田家の知行が続く。弘化元年(一八四四)の皆済目録(後藤高光家文書)によると、村高六石二斗余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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