安平川(読み)あびらがわ

日本歴史地名大系 「安平川」の解説

安平川
あびらがわ

胆振支庁の東部を流れる二級河川。流路延長四九・八キロ(うち指定区間三六・三キロ)流域面積五六一・一平方キロ。夕張山地南部のシアビラヌプリ(三六四メートル)北西山腹の勇払ゆうふつ追分おいわけ町域に源を発し、第三紀層の緩やかな台地を流れる。同町のあさひ向陽こうよう(かつての本安平)からJR石勝せきしよう線に沿って追分市街に、さらに馬追まおい丘陵の東側を進み、勇払早来はやきた町の安平盆地を南下し、早来市街に入る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の安平川の言及

【早来[町]】より

…人口5504(1995)。町域の大部分は火山灰に覆われた丘陵地で,中央を安平(あびら)川が南流する。1892年の北海道炭礦鉄道会社室蘭線(現,室蘭本線)の開通と94年の早来駅の開業に伴い,水利の便に恵まれた安平川支流の支安平川流域に鳥取団体,阿波団体の入植が相次いだ。…

※「安平川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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