安気(読み)アンキ

デジタル大辞泉 「安気」の意味・読み・例文・類語

あん‐き【安気】

[名・形動]心に苦しみがなく、気楽でのんびりしていること。また、そのさま。
「―な心持で彼と向い合う」〈有島星座

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精選版 日本国語大辞典 「安気」の意味・読み・例文・類語

あん‐き【安気】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 心配がないこと。心の安らかなこと。気楽なこと。また、そのようなさま。
    1. [初出の実例]「夫にまた娵(よめ)が直(すなほ)な者での、朝晩よく気をつけて呉るからの、是がまた一つの安気(アンキ)よ」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

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