安波島(読み)あわしま

日本歴史地名大系 「安波島」の解説

安波島
あわしま

万葉集」巻一五の「周防国玖河郡麻里布浦行之時作歌八首」のうちに、麻里布浦を詠んだ歌と並んで詠まれている。

<資料は省略されています>

の二首である。「五代集歌枕」は阿波国名所として載せ証歌五首を掲げるが、この二首に関する限り前後の歌との関係から、麻里布浦付近の島ということになる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む