翻訳|validity
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認識ないしは判断が時間的、場所的な制限を超えて通用し、否応(いやおう)なしに承認を迫ること、すなわち客観性、普遍性、必然性をもつことをいう。普遍妥当性とほぼ同義に用いられる。哲学用語としては、ロッツェのプラトン解釈において「実在」と対立する意味を与えられ、それが新カント派によって引き継がれ、展開された。彼はプラトンのイデアを形而上(けいじじょう)学的実体として実在するものではなく、論理的に妥当するものと解した。新カント派は真理の規準をこの意味での妥当性に求め、さらにそれを善や美の価値評価にまで拡張した。論理学用語としては、推論や命題が論理的に真であることをさす。前提P1……Pnから結論Cを導く演繹(えんえき)的推論において、すべての前提が真となるあらゆる解釈の下で結論が真となれば、すなわち反例が一つも存在しなければ、その推論は妥当であるといわれる。また、ある命題があらゆる解釈の下で真であれば、それは妥当な命題または恒真(こうしん)命題(トートロジー)とよばれる。
[野家啓一]
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