安清町(読み)やすきよまち

日本歴史地名大系 「安清町」の解説

安清町
やすきよまち

[現在地名]彦根市安清町・錦町にしきまち芹町せりまち河原かわら一丁目・同三丁目・大東町だいとうちよう安清東町やすきよひがしまち

ふくろ町の東にあり、天保城下絵図では町並の西端に大雲だいうん寺がみえる。もと安清村の村域であったという。元禄八年大洞弁天寄進帳に町名がみえ、軒数一〇三のうち借家七八、男一四六・女一八六(ほか下人五)、諸職諸商は三一種八二軒で、煙草屋一〇・塩屋八・紺屋六のほか古鉄屋・瀬戸物屋・鏡磨屋・針屋・茶碗屋・茶屋魚屋綿屋など、町代・横目とも米屋が勤めている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 かわら 錦町 河原

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android