デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安藤竜淵」の解説 安藤竜淵 あんどう-りゅうえん 1806-1884 江戸後期-明治時代の書家。文化3年生まれ。幕臣。寄場奉行。市河米庵(べいあん)にまなび,隷書体を得意とした。古器物をこのみ,すぐれた鑑賞眼をもっていた。晩年は東京根岸に隠居し,その居を晩翠(ばんすい)塾と称した。明治17年8月30日死去。79歳。名は宜。通称は伝蔵。漢詩集に「竜淵吟藁」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例