安藤豊禄(読み)アンドウ トヨロク

20世紀日本人名事典 「安藤豊禄」の解説

安藤 豊禄
アンドウ トヨロク

昭和期の実業家 元・小野田セメント社長。



生年
明治30(1897)年1月18日

没年
平成2(1990)年2月26日

出生地
大分県宇目町

学歴〔年〕
東京帝大工学部応用化学科〔大正10年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和35年〕,勲二等瑞宝章〔昭和44年〕,大韓民国修交勲章〔昭和47年〕,勲一等瑞宝章〔昭和54年〕

経歴
大正10年小野田セメント入社。川内工場長、平壌支社支配人などを経て、19年取締役、22年専務、23年社長に就任。41年取締役相談役、50年相談役。この間日本セメント協会長を務めるなどセメント一筋に歩むが、財界活動も活発に行ない、経団連の常任理事を53年までの約30年間務めたほか、「むつ小川原開発」社長も引き受けた。37年経済使節団長として訪韓著書に「対談・理外の理」「韓国わが心の故里」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安藤豊禄」の解説

安藤豊禄 あんどう-とよろく

1897-1990 昭和時代の実業家。
明治30年1月18日生まれ。大正10年小野田セメント(現太平洋セメント)にはいり,昭和23年社長となり,同社再建につくす。46年むつ小川原(おがわら)開発社長となった。セメント協会会長。平成2年2月26日死去。93歳。大分県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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