安須郷(読み)やすごう

日本歴史地名大系 「安須郷」の解説

安須郷
やすごう

和名抄」高山寺本・東急本ともに「安須」と記し、訓を欠く。承安元年(一一七一)一二月一二日付の官宣旨案(石清水文書)や「吾妻鏡」寿永元年(一一八二)九月二五日条に「夜須庄」がみえ、山城石清水いわしみず八幡宮荘園である。「土佐幽考」は「在赤岡之東、今誤称夜須」とし、「日本地理志料」は「有横浜・岸本・夜須川・手結ノ諸邑属焉」とするが、これは現夜須やす町および香我美かがみ町の海岸部にあたる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む