完全移動性成分(読み)かんぜんいどうせいせいぶん

最新 地学事典 「完全移動性成分」の解説

かんぜんいどうせいせいぶん
完全移動性成分

perfectly mobile component

地殻の化学熱力学において,系の内部ならびに外系との間で自由に移動することができる成分のこと。そのような成分の化学ポテンシャルは外的に決定される。一方,系外に移動しない成分は固定性成分(inert component)と呼ばれる。交代作用による岩石全岩化学組成変化や相の数の変化を議論する際にこれらの概念が重要になる。例えば,アイソコン解析によって,交代作用前後の物質収支を見積もるには,固定性成分によって定義されるアイソコンを用いる。

執筆者:

参照項目:鉱物学的相律

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 正幸 赤井 西山

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む