デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宗信」の解説 宗信 そうしん ?-? 南北朝時代の僧。真言宗。吉野山の修行僧。法印となり吉水院にはいる。建武(けんむ)3=延元元年(1336)後醍醐(ごだいご)天皇が幽閉先の花山院御所を脱出して吉野にうつったとき,僧兵300人をひきいて天皇をむかえたという。 宗信 しゅうしん ⇒そうしん 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の宗信の言及 【志野宗信】より …省巴の奥州退去により建部隆勝の推挙を受けて蜂谷宗悟が志野流4代目となり,以後蜂谷家が継承している。宗悟の《香道軌範》によると,宗信は足利義政の近習で,歌や茶にもたしなみ深かったという。三条西実隆と宗信等により,香合(こうあわせ),炷継香(たきつぎこう)をもとに香道が創成された。… ※「宗信」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by