宗船寺（読み）そうせんじ

日本歴史地名大系 「宗船寺」の解説

宗船寺
そうせんじ

[現在地名]桜川村浮島

清光（せいこう）寺の東南の平地にある。東照山と号し、曹洞宗。本尊は地蔵菩薩。寺伝によれば、天正一二年（一五八四）に浮島（うきしま）の住人となった二人の落武者が、一寺建立を希望して開基となった。開山は島並（しまなみ）（現行方郡麻生町）是心（ぜしん）院の大安順碩で、もとは浮島の北寄りにあったが、慶長二年（一五九七）頃現在地に移る。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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