定常流動(読み)ていじょうりゅうどう

最新 地学事典 「定常流動」の解説

ていじょうりゅうどう
定常流動

steady state flow

塑性流動の一種温度圧力一定もとで,差応力と歪み速度が同一の値をとりながら変形すること。このときには,時間とともに歪みだけが大きくなる。一定応力下でクリープ実験を行うと,変形開始当初は歪み速度は速いが,時間の経過とともにだんだん遅くなって,最後には歪み速度が変化しなくなる。このとき定常流動をしているという。また,等歪み速度流動実験では,変形開始直後から差応力は大きくなっていき,やがて差応力が変化しなくなることがある。このときも,定常流動をしているという。自然界での定常流動については,まだ詳しくはわかっていない。定常流動を仮定して議論を進めることが多い。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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