宝形(読み)ほうぎょう

精選版 日本国語大辞典 「宝形」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ぎょう‥ギャウ【宝形・方ハウ形】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ほうぎょうづくり(宝形造)」の略。
  3. 寺院堂塔の頂の露盤伏鉢宝珠をいう。
    1. [初出の実例]「卯刻居堂上宝形其後召大工吉国被物祿等」(出典高野山文書‐久安四年(1148)四月一三日・御室御所高野山御参籠日記)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android