デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宝生重友」の解説 宝生重友 ほうしょう-しげとも 1619-1685 江戸時代前期の能役者シテ方。元和(げんな)5年生まれ。宝生重房(しげふさ)の子。父の跡をついで宝生流8代となり,将軍徳川家綱・綱吉(つなよし)につかえた。宝生流になかった獅子舞(ししまい),乱拍子(らんびょうし)などを考案して,古将監(こしょうげん)とよばれた。貞享(じょうきょう)2年8月死去。67歳。通称は九郎,将監。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例