宝蓋(読み)ホウガイ

デジタル大辞泉 「宝蓋」の意味・読み・例文・類語

ほう‐がい【宝蓋】

《「ほうかい」とも》仏像頭上にかざす天蓋美称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「宝蓋」の意味・読み・例文・類語

ほう‐がい【宝蓋】

  1. 〘 名詞 〙てんがい(天蓋)
    1. [初出の実例]「玉幡玲々、宝蓋颯纚」(出典:性霊集‐七(835頃)菅平章事奉為四恩造功徳願文)
    2. [その他の文献]〔梁簡文帝‐菩提樹頌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の宝蓋の言及

【天蓋】より

…仏像の頭上にかざす蓋(きぬがさ)をいう。天空にあり,しかもつねに仏の頭上にあるところから華蓋,宝蓋,懸蓋などとも呼ばれる。これは仏の威信の象徴であり,仏の徳を讃嘆するものであり,後に仏を供養し,荘厳(しようごん)するものとなった。…

※「宝蓋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android