宝雲寺(読み)ほううんじ

日本歴史地名大系 「宝雲寺」の解説

宝雲寺
ほううんじ

[現在地名]田原町野田 小川

法華(ほつけ)寺の北隣にあり、竜田山と号し、曹洞宗。本尊地蔵菩薩。境内三八二坪。もと田原竜門(りゆうもん)寺末で、天正元年(一五七三)竜門寺三世関室是玉の開山。客殿は貞享三年(一六八六)の建立。当寺に永禄六年(一五六三)二月九日の今川氏真の寺領安堵状があり、「参州奥郡並国中寺庵方五十ケ寺之内野田宝雲寺之事」と題して、この寺が曹洞宗開山前、今川義元が軍事政略の使い走役として召抱えた五〇ヵ寺のうちの一つであったことが知れる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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