実性院(読み)じつしよういん

日本歴史地名大系 「実性院」の解説

実性院
じつしよういん

[現在地名]加賀市大聖寺下屋敷町

大聖寺下屋敷だいしようじしたやしき町南端にあり、金龍山と号し、曹洞宗。本尊釈迦如来。大聖寺藩初代藩主前田利治の重臣玉井貞直が、金沢時代に師事していた通外祇徹を大聖寺へ請じ、寛永一八年(一六四一)おか村で霊光山宗英そうえい寺を創建して祇徹を開山とした。寺名は貞直の父の法名による。万治三年(一六六〇)利治の死去とともに藩主一族の菩提所となり、翌四年利治の墓所となって現在地に移転、利治の法号をとって実性院と称し、山号も金龍山と改めた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む