金龍山(読み)きんりゅうざん

精選版 日本国語大辞典 「金龍山」の意味・読み・例文・類語

きんりゅう‐ざん【金龍山】

  1. [ 1 ]
    1. [ 一 ] 東京都台東区浅草にある浅草寺(せんそうじ)山号
      1. [初出の実例]「七つの鐘のね。金龍山(キンリウザン)より告わたれば」(出典浮世草子・色里三所世帯(1688)下)
    2. [ 二 ] 待乳山の別称
      1. [初出の実例]「恋の山入、金竜山(キンリウサン)を目当に、浅草川二挺立」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)七)
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙きんりゅうざんもち(金龍山餠)」の略。
    1. [初出の実例]「金龍山の竹の皮と彼(かの)馬屎と摺替へて置きやす」(出典:滑稽本・滑稽和合人(1823‐44)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む