デジタル大辞泉 「実教」の意味・読み・例文・類語 じっ‐きょう〔‐ケウ〕【実教】 悟りに達する唯一真実の教え。天台宗では法華経の教えをいう。⇔権教ごんきょう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「実教」の意味・読み・例文・類語 じっ‐きょう‥ケウ【実教】 〘 名詞 〙 仏語。仏の悟りの真実がそのまま説かれた根本の教え。天台宗では、特に「法華経」の教えを一乗所説の深遠な教えとして、他を権教(ごんきょう)と説く。[初出の実例]「夫以、権教実教之森羅」(出典:本朝続文粋(1142‐55頃)一二・尊勝寺灌頂表白〈大江匡房〉)[その他の文献]〔般若心経略疏〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例