実梅(読み)ミウメ

デジタル大辞泉 「実梅」の意味・読み・例文・類語

み‐うめ【実梅】

梅の実。青梅 夏》
実をとるために栽培される梅。南高なんこう豊後ぶんごなど。→花梅

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精選版 日本国語大辞典 「実梅」の意味・読み・例文・類語

み‐うめ【実梅】

  1. 〘 名詞 〙 梅の実。青梅。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「牛の顔大いなるとき実梅落つ」(出典:風切(1943)〈石田波郷〉昭和一七年)

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世界大百科事典(旧版)内の実梅の言及

【ウメ(梅)】より

…原産地は中国の四川省から湖北省あたりで,栽培が古いために明らかでないが,日本にも野生品が九州にあるとされている。
[品種]
 ウメは用途から食用としての実梅(みうめ)と,花を観賞するための花梅に分けられ,およそ300品種以上の園芸品種がある(イラスト)。またウメの樹形から,普通の立性であるものと,枝がしだれる品種群に区別されるし,さらに系統的には,本来のウメに近いものを野梅系という。…

※「実梅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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