実盛虫(読み)さねもりむし

精選版 日本国語大辞典 「実盛虫」の意味・読み・例文・類語

さねもり‐むし【実盛虫】

  1. 〘 名詞 〙 稲の害虫である、ウンカヨコバイなどの異称虫害御霊のしわざと見たて、非業最期を遂げた平家の老武者斎藤別当実盛が稲の害虫に化したなどという伝説による名称。〔大和本草(1709)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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