日本歴史地名大系 「宮の平遺跡」の解説 宮の平遺跡みやのひらいせき 奈良県:吉野郡宮の平遺跡[現在地名]川上村大字迫 宮の平吉野(よしの)川の上流地域で、川が大きく蛇行する内側(左岸)の段丘上に位置する遺跡。段丘の上部には「延喜式」神名帳所載の丹生川上(にうかわかみ)神社上(かみ)社が鎮座していた。平成一一年(一九九九)から大滝(おおたき)ダム建設に伴う事前調査が実施され、本殿基壇下に平安・鎌倉・江戸時代の社殿の発展を示す遺構が検出された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by