宮内出目村(読み)くないでめむら

日本歴史地名大系 「宮内出目村」の解説

宮内出目村
くないでめむら

[現在地名]荒尾市宮内出目・大平おおひら町一―三丁目

西は有明海に面し、東ははかま岳を境として原万田はらまんだ村・宮内村、南は宮内村・荒尾村、北は万田村・大島おおしま村に接する。寛永一六年(一六三九)の荒尾弥左衛門御給地宮内出目村地撫帳に田一二町九反一畝余・畠一二町六反三畝余、高二九九石三斗余とあるが、寛永郷帳には宮内村のみが記され、「郡村誌」にも同村からの分村とあり、もとは荒尾手永の宮内村に属した。宝暦一四年(一七六四)の下ケ名寄帳によると惣畝数二二町八反八畝余、下ケ名は八、そのうち堤下・堤ノ上は「郡村誌」にはみえず、外平は北と南に、西田は上と下にまだ分れていない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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