宮古場村(読み)みやこばむら

日本歴史地名大系 「宮古場村」の解説

宮古場村
みやこばむら

[現在地名]門前町宮古場

浦上うらかみ村の東の山地に立地。古くは輪島郷別所谷べつしよだにへ通ずる道があった。天正一〇年(一五八二)一〇月九日の前田利家黒印状(本郷文書)に「櫛比八ケ之内(中略)みやこば村」とみえ、長田猪介らが近隣諸村の内に扶持米を与えられている。正保郷帳では高六七石余、田方二町五反余・畑方九反余。承応三年(一六五四)の村御印では同高、免二ツ五歩(能登奥両郡収納帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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