日本歴史地名大系 「宮台村」の解説 宮台村みやのだいむら 神奈川県:足柄上郡開成町宮台村[現在地名]開成町宮台東を要定(ようさだ)川、西を蛭(ひる)川が流れ、南は和田河原(わだがはら)村(現南足柄市)、北は中名(なかのみよう)村・延沢(のぶさわ)村と接し、村央を東西に矢倉沢(やぐらさわ)往還が通る。明治一七年(一八八四)五月の地誌取調係官の写書(宮台区有文書)になる「天文元年北条相模守役所発給」の文書には、「一苅野庄宮台三ケ郷百町余之所、年来支配可致者也、板部岡永々」とある。慶長年間(一五九六―一六一五)に延命(えんめい)寺(現松田町)の屋根葺替用竹の提供を命ぜられている(「後藤真成手形」相州古文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by