宮崎宿(読み)みやざきしゆく

日本歴史地名大系 「宮崎宿」の解説

宮崎宿
みやざきしゆく

[現在地名]宮崎町宮崎

田代西たしろにし越出羽道に沿う宿場で、慶長年中(一五九六―一六一五)本宮崎もとみやざきから移し、宿が立てられたという。宮崎町は上町一五二間、中町一三四間、下町一五六間からなり、道の中央には中堰が設けられていた。小泉こいずみへ一里四八間、本荷三一文・軽尻二一文・賃夫一六文、中新田なかにいだ(現中新田町)へ二里二八町一三間、本荷七八文・軽尻五一文・賃夫三九文、小野田おのだ(現小野田町)へ一里一二町四〇間、本荷三四文・軽尻二二文・賃夫一七文、村内切込きりこめへ一里四八間、本荷三一文・軽尻二〇文・賃夫一六文、玉造たまつくり岩出山いわでやま(現岩出山町)へ四里六町、本荷九二文・軽尻六〇文・賃夫四六文であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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