日本歴史地名大系 「宮道神社」の解説 宮道神社みやじじんじや 京都市:山科区勧修寺村宮道神社[現在地名]山科区勧修寺仁王堂町勧修(かじゆう)寺門前近くに位置する。現在は小祠一宇のみである。祭神は日本武(やまとたける)尊とその子稚武(わかたける)王で、宮道氏の遠祖という。宮道氏は平安時代初期の宇治(うじ)郡大領。「勧修寺旧記」に「宮道社者、破壊之後、造者称凶絶不建立、而但馬殿天喜三年被造之」と一一世紀中葉に再建された旨を記し、また「宮道明神彼氏神竈神云々」ともいう。宮道氏の氏神で宮道大明神ともいい、勧修寺縁起は「弥益の大領は四品に叙して宮内大輔にぞなりにける。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by