山科区(読み)やましな

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

山科〔区〕
やましな

京都市南東部の区。 1976年東山区のうち,東山連峰より東の部分が分離して新設。 1931年に東山区に合体された旧山科町の範囲で,山科盆地とその周辺山地から成り,京都市中心部とは東山連峰をへだてて別の独立した地形区をなす。近郊農業地帯であったが,近年急速に住宅地化が進行。室町時代蓮如によって壮大な山科本願寺が建立されたが,現在はほとんど痕跡をとどめていない。隨心院 (境内は史跡) ,歓喜光寺 (国宝『一遍上人絵伝』を所蔵) があり,南部には美しい庭園をもつ勧修寺がある。古来,交通の要地で,JR東海道本線,京阪電気鉄道京津線,国道1号線が東西に通じ,名神高速道路も通じて京都東インターチェンジがある。面積 28.7km2。人口 13万5471(2015)。

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