宮野沢村(読み)みやのさわむら

日本歴史地名大系 「宮野沢村」の解説

宮野沢村
みやのさわむら

[現在地名]中里町宮野沢

大釈迦だいしやか丘陵の先端が西方沖積平野に舌状に突出する根元に位置し、南はよこ岳に発し西流する宮野沢川、北西は中里村に接する。

正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の田舎いなか郡の新田に高一四六・二七石とある。安政二年(一八五五)神社微細社司由緒調書上帳(最勝院蔵)によれば、隣村深郷田ふこうだ村八幡宮について「中里村宮野沢村深郷田村草創之節信仰仕深郷田村引移申候数百年之儀ニ付年月不詳天正七年再建」とあり、早い開村と思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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