家壁村(読み)やかべむら

日本歴史地名大系 「家壁村」の解説

家壁村
やかべむら

[現在地名]産山村山鹿やまが 家壁

東と南は大利おおり村、西から北は山鹿やまが村と接する。山鹿(玉来川)が村の北部を東流する。文明一六年(一四八四)八月二八日の阿蘇十二社同霜宮最花米注文(阿蘇家文書)に「一所やかへ二百文 まめ一斗」とある。近世には久住手永に属し、小国久住郡代日記(「熊本史学」所収)宝永三年(一七〇六)一月二九日条に「山鹿村之内家壁村之内新井手堀候得、下方当分迄、水及難儀申事ニ候」と郡代が検分に出かけている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む