家屋の基礎とずれ

共同通信ニュース用語解説 「家屋の基礎とずれ」の解説

家屋の基礎とずれ

現在は鉄筋コンクリート家屋の底に全面的に入れた「ベタ基礎」が主流。このほか鉄筋コンクリートの少ない「布基礎ぬのぎそ」や、古い建物では、鉄筋の入らないコンクリートブロックでつくる「ブロック基礎」、柱の下に石などを置く「束基礎つかぎそ」などもみられる。ベタ基礎がもっとも丈夫だが、熊本地震では、束基礎を用いた古い伝統建築が倒壊を免れた例もあった。家屋を盛り土の上に建てることでずれの影響を緩和する効果もあるが、地震の揺れを増幅するほか、地滑りなどの危険性を高める恐れもある。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む