盛り土(読み)もりど

共同通信ニュース用語解説 「盛り土」の解説

盛り土

谷や斜面に土を盛ることで、平らな土地を作る工事。住宅や道路整備のほか、別の工事で出た残土処理のために土を盛る場合もある。地盤の状況によっては、大雨地震で崩れ落ちないよう土地を支えるコンクリート擁壁や、雨水の排出設備といった対策が必要になる。面積3千平方メートル以上など一定規模や基準を満たすものは「大規模盛り土造成地」と呼ばれる。2021年の静岡県熱海市の大規模土石流事故をきっかけにして23年、規制区域での造成を許可制とすることや罰則強化を盛り込んだ盛り土規制法が施行された。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「盛り土」の意味・わかりやすい解説

盛り土
もりど

土工事一つで、低い地盤や斜面に土を盛り固めることにより平坦な地面や斜面を人工的に形成したり、周囲より高くすること。道路盛り土、河川堤防、宅地造成などにおける盛り土構造物などがある。

[編集部 2022年1月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

家とインテリアの用語がわかる辞典 「盛り土」の解説

もりど【盛り土】

低い地盤や斜面に土砂を盛り、地面を平坦にしたり周囲より高くしたりすること。また、その工事で盛る土砂。⇔切り土◇「もりつち」ともいう。

もりつち【盛り土】

もりど。⇒もりど

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