宿墨(読み)シュクボク

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「宿墨」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐ぼく【宿墨】

  1. 〘 名詞 〙 すってから一夜を経過した墨汁。
    1. [初出の実例]「宿墨(シュクボク)を洗ふ気で、楊枝の房を、小指を刎ねて挘(むし)りはじめたが」(出典婦系図(1907)〈泉鏡花〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む