宿明町(読み)しゆくめいちよう

日本歴史地名大系 「宿明町」の解説

宿明町
しゆくめいちよう

[現在地名]武生市もと町・ほん

本町の西裏側町だが、中世には北陸街道が当町を通り、府中の中心であったらしい。寛永二年(一六二五)の浅井永記録に町名がみえ、戸数七六とあり(南条郡誌)、安永三年(一七七四)の前田家文書では一三〇軒(武生市史)。当町の掛屋かけや役所では、大文字屋・桑野屋などの有力町人が、町代として府中の町政を行った。両替などの金融を扱ったために生じた名称と思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む